これが、おすすめ!

これが、おすすめ! ブルーレイディスク BD-R(-RE), DL, XL の使い分けと、保存方法や収納ケースの話

Blu-ray Disc - ブルーレイディスク

Panasonic - パナソニック

Verbatim - バーベイタム
by MITSUBISHI CHEMICAL MEDIA - みつびしケミカルメディア

まず自分なりの拘りがいくつかあって、それを考慮しながら日々録画と BD への保存を繰り返していくうちに、自分の型が決まってくる。

こんなような拘りや型は人それぞれ違うものだし、資金力や保存スペースに余裕があれば DR か高画質の録画モード(3.5倍録以上)で、どんどん DL や XL に保存していけばよい。悩む時間、考える時間、カット編集する時間、倍録変換する時間、それこそが最大の無駄であって、1枚に収めるためにあれこれ考え計算するより、DL や XL を使ってしまえば良い、時間を金で買うという考え方もある。しかし自分はそうもいかないので工夫と妥協が必要になる。

それと -R, -RE の選択については結局のところ好みで決めるしかない。-R の方が保存性が高いのでは? とか、高速焼きができるという利点があるものの、保存性については、ダメな -R よりは良い -RE ってこともあるし、-RE のほうが少しだけ容量が多いので、あとちょっとで入り切ったのに(-R)、の時に -RE で救われることもある。っていうか詰め込み派としては、この微妙な容量差が生死を分けてきた。

他、自分にはない拘りとしてありがちなのは、-R 派や、SL 派、日本国産派、1作 1枚派、どちらかというとコスト高なものが考えらえる。省スペース派は、DL や XL を使うことになってやはり高くつくものの、空間を金で買うことは、時間を――と同じく大きな価値がある。


そして、もう一つ重要なのが保存方法。うちでは上記の型と絡んで保存方法も固まっていった。

お気に入り高ランクをスリムケースに、それ以外を普通ランクとしてファイルケースに入れる。例外的にバーベイタムの 10枚スピンドルケースと箱を保存ケースとして再利用する。本末転倒ではあるが、ファイルケースに保存するほどではない更に下のランクを放り込む。スピンドルケース保存はディスクの出し入れや検索性が最悪なので、もうほとんど観ることが無いであろうディスクや観終わって完全に用済み化したディスクの墓場ともいえる。



VBE260NP10SV1
その墓場に再利用できるのがこれ。スピンドルケースを立てて保存するにはこのような箱が必要になるので、自作するなり、それっぽいケース的なものを追加購入したりと余計なコストがかかってしまうが、これ。これを買えば解決。両側面に Title と小さく印字された 4行分の記入欄まで用意されている気の利き様。スリムケース 6.5枚分ほどの厚さ(33mm)で、10枚(+1)収納できる。


その、バーべ BD-RE DL 10枚スピンドル箱がじわじわ値上がりしてしまい全く下がる気配がない。なので最近は、同系品の同価格帯(1枚220円位)でありながらも信頼の日本製VBE260NP20SD1 に切り替え。
スピンドル保存箱の流用は諦めることになるが、この日本製ディスクは台湾産よりも品質が良い。この質と価格が今後も維持されることを強く願う。
それと、好み次第になるけれど、レーベルの隅によくある型番印字が無いので、完全無地のノーブランド品っぽい印象になる。プリンターを使ってレーベル印刷に拘るならちょうど良いし、配布用に既製品っぽく仕上げるのにも使える。



FCD-FLBD64BK
ファイルケースはこれに統一していて、理由は、BD 対応となっている、価格的に 700円前後で安い(質は相応)、最大 64枚収納で 50枚スピンドルと合わせ買いしやすい、この 64枚収納の厚み(幅 6cm)がちょうど良く直立安定性があり掴みやすくディスク満載で 7~800g(これ以上厚くなると持ちにくいしディスク満載で重すぎ)、遮光性を意識して黒を選択。


分厚くてもいい、重くてもいい、大量ファイリングしたい派はこれ。

120枚もぶっこめるが、上には上がいて、


320枚もいけるらしい……
セミハードケースで取っ手付きということだから、それなりに取り出し作業も可能なんだろうけれど、ディスクを満載すると 3~4kg になるのは確実なので、かなりのパワーが必要になる。
1シート 4ディスク(表裏で 8)なので、小口側がひん曲がってしまうような心配もある。
この同型で 240枚 収納と、1シート 2ディスク型の 72枚 収納があるので、72枚収納のほうは次の機会に買ってみようかなと思う。